数学基礎論全称と存在 全称命題と存在命題の定義と,その否定についてまとめた.全称記号次の命題$P$を考える.$P$:$n$が正の整数$\implies n>0$$n$が正の整数であることと,$n$が$1,2,\dots $のいずれかと等しいことは同値であるから,... 2024/11/01数学基礎論集合論
数学基礎論論理演算の性質 命題の論理演算についての基本性質をまとめた.これらの性質は,論理記号を日本語で解釈することによって,直感的に理解することができる.この記事では,$P,Q,R$を命題とする.論理和・論理積の性質まず,直感的に成り立つのは当然のように思える性質... 2024/11/01数学基礎論集合論
数学基礎論命題 すべての数学の土台となる「命題」の論理についてまとめた.命題論理学における命題は,次のように説明される.定義11正しいか正しくないかが客観的に判断できる主張を命題(proposition)という.命題が正しいとき,その命題は真(true)で... 2024/11/01数学基礎論集合論
代数学過去最大の素数が発見! 2024年10月,衝撃的なニュースが飛び込んできた.なんと,約6年ぶりに「現時点で素数であることが分かっている具体的な最大の整数」が更新されたのだ.この記事では,発見された素数を紹介するとともに,背景にある素数の知識や素数発見の最前線を解説... 2024/10/28代数学数学ニュース整数論
問題解説2013年度 東大理系数学 第5問 問題次の命題Pを証明したい.命題P 次の条件(a),(b)をともに満たす自然数(1以上の整数)$A$が存在する. (a) $A$は連続する3つの自然数の積である. (b) $A$を$10$進法で表したとき,$1$が連続して99回以上現れると... 2024/10/01問題解説大学入試問題解説東京大学
問題解説1998年度 東大理系数学 第4問 問題実数$a$に対して$k\leqq a<k+1$をみたす整数$k$を$$で表す.$n$を正の整数として\とおく.$36n+1$個の整数$,,,\dots ,$のうち相異なるものの個数を$n$を用いて表せ.(1998年度 東京大学 理系 前... 2024/10/01問題解説大学入試問題解説東京大学
問題解説1986年度 東工大数学 第1問 問題整数$a_n=19^n+(-1)^{n-1}2^{4n-3}\quad (n=1,2,3,\dots )$のすべてを割り切る素数を求めよ.(1986年度 東京工業大学 第1問)当記事で紹介する解答は東京工業大学(東京科学大学)が示した解... 2024/10/01問題解説大学入試問題解説東京工業大学
カテゴリなし正の整数・ゼロ ~実数論(1)~ 【体系高校数学#1】 この記事では,正の整数とゼロについて扱う.正の整数とゼロの導入正の整数と似た言葉として,自然数という言葉がある.高校までの数学では,自然数は正の整数と同義であり,自然数には$0$が含まれないと考える.しかし,大学数学や現代数学では,自然数に... 2024/10/01カテゴリなし
微分積分学区間縮小法 ~主張・証明を解説~ 区間縮小法とは,という命題です.区間縮小法とは任意の$n\in \mathbb{N}$に対し,$a_n\le b_n$であるような単調増加数列$\{ a_n\}_{n=1}^{\infty}$,単調減少数列$\{ b_n\}_{n=1}^{... 2024/10/01微分積分学解析学
微分積分学有界単調数列の収束定理 ~主張・証明・例を解説~ 有界単調数列の収束定理とは,上に有界な単調増加数列はその上限に収束するという命題です.有界単調数列の収束定理とは$\{ a_n\} _{n=1}^{\infty}$が上に有界な単調増加数列であるとき,次の等式が成り立つ.\有界単調数列の収束... 2024/10/01微分積分学解析学